高温・高湿・光を避けて開封したら短期間で使い切る
薬は、厚生労働省から認可されて病院で使ったり、薬局に並ぶようになるまでには、何年間もの試験を繰り返しています。そのデータによって、薬の使用期限が決められています。
どの市販薬にも記載されていますので、消費期限の確認は必ず行なってください。そこに記載されているのは、「未開封の状態で正しく保管したときに、薬が安全に使用できる目安」です。
一般論として、高温、高多湿、光の3つは薬の品質を極端に低下させるので注意します。
一度、開封してしまったものの使用期限ではありません。記載されている日にちまでに開封し、短期間で使いきるのが基本です。ただし、アルミなどの包装シートで密封された薬は、これを破ったときが開封時となります。生薬製剤のように、まったく無期限というものであっても、通常は3年なり5年なりの期限が記されています。
廃棄(捨てる)時期の目安
- ビタミン剤
- 6ヶ月
- 風邪薬
- 3ヶ月
- 塗り薬
- 6ヶ月~1年
- 目薬
- 2ヶ月ぐらい