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鉄欠乏症のチェックリスト

うつと鉄欠乏症の症状はとてもよく似ている点があります。チェックリストを使ってまず、鉄欠乏症でないことしっかりを確認しましょう。
うつ病でこんな症状があったら栄養欠損の可能性大

  1. 立ちくらみ、目眩、耳鳴りがする
  2. 肩こり、背部痛、関節痛、筋肉痛がある
  3. 頭痛、頭重になりやすい
  4. 力が弱くなった
  5. あざがよくできる
  6. のどに不快感(つかえ感)がある
  7. 階段を上ると疲れる
  8. 夕方になると疲れて横になる
  9. 生理前に不調になる

心と身体に影響が出やすい鉄欠乏症

チェックリストに3項目以上当てはまるなら、鉄欠乏の可能性が高いでしょう。

鉄は神経伝達物質の反応に深くかかわっています。その鉄が欠乏すれば、さまざまな精神症状が出てくるのは当然です。

些細なことでクヨクヨする、気分が憂鬱になるといったこともあるし、睡眠のリズムの崩れから、寝起きが悪い、夜中に目を覚ましやすいなどの睡眠障害があらわれることもあります。

また、酸素の運搬でも重要な働きをしているから、酸素供給が不足して疲れやすく、階段の上り下りがつらい、身体を休めないと夕食の準備にとりかかれない、などということにもなります。筋力が落ち、以前より重いものが持てなくなるといったことも、酸素が不足していることで起きます。立ちくらみ、めまいも鉄欠乏の症状のひとつだです。

鉄はコラーゲンの再生にも重要な役割を果たしています。不足すれば、軟骨コラーゲンがつくられる量が減って、身体の節々が痛くなったりします。コラーゲンとの関連でいえば、肌の張りがなくなり、爪や髪の毛の質が低下するということも起きます。コラーゲンの塊である血管の壁が弱くなって、よくアザができたり、歯茎から出血しやすくなったりするのも、鉄欠乏のシグナルです。

鉄不足の治療 | 健康マニア
https://www.h-mania.info/2015/07/25/%e9%89%84%e4%b8%8d%e8%b6%b3%e3%81%ae%e6%b2%bb%e7%99%82/

また、カタラーゼという酵素には鉄がたくさん含まれています。これは活性酸素を消すという大切な働きをします。だから、鉄が欠乏してカタラーゼが充分働けないと、日焼けをしたところがシミになりやすくなります。
鉄欠乏が重度になると食嗜好が変わるというのも特徴です。理由はわかっていないのですが、やたらに氷が食べたくなります。

鉄の増加でうつ症状が改善した例も

鉄欠乏からうつ病になった方に、20歳代の女性がいました。17歳と2歳のときにうつ病と診断されて治療を開始し、その後、入院治療をおこないました。抱えていた症状は、薬を1回でも飲まないとイライラ感抑えられないため薬を要求する、強い疲労感と抑うつ感がある、理由のない不安感に襲われるといったものです。皮膚疾患としてにきびもありましたた。

検査の結果、栄養状態に問題はなく、肝機能、腎機能も正常。貧血も認められず、特定のたんばく質と結合して血液中に存在する血清鉄の数値も基準範囲でした。

通常の精神科医なら、この検査結果から、身体には問題がなく、症状は精神的なものだと判定してしまうでしょう。そして、投薬のみの治療がおこなわれるでしょう。しかし、栄養療法的な解釈は違います。これらの数値から栄養欠損を読み取るのです。

その時果として、貯蔵鉄の著しい減少、ビタミンB6の不足、亜鉛の不足、たんばく質の代謝低下を数値が知らせてくれています。とくに貯蔵鉄の欠乏は著しく、ほかの栄養素の欠乏と比較して重度でした。さっそく、必要な栄養素の補給を開始しました。

3ヶ月後、彼女は自ら買い物に出かけ、料理や洗濯などの家事もこなせるようになり、にきびもきれいに改善しました。薬も4種類から2種類に減りました。数値の変化で顕著だったのはフェリチンの増加でした。これは貯蔵鉄が増えたことを意味しています。

さらにそれから4ヶ月後、ほとんどの症状が消失ました。フェリチンの数値はさらに増え、初診時の3倍にまでなっていまし。はっきりした改善が見られると、「先へ先へ」を考えるのが親心なのでしょう。親御さは「もっと、積極的になってくれれば…」と本人にハッパをかけていました。

女性は男性以上に鉄が必要

最近、増えてきている栄養の問題点はなんといっても鉄不足です。その大きな原因になっているのが「肉を控える」という食傾向にあります。若い女性はダイエット志向で肉を口にしなくなっているし、メタポリックシンドロームを気にする男性も泣く泣く肉と縁を切っているのです。それが鉄不足を深刻化させている原因です。

また、食材に含まれる鉄の畳も減少気味です。生産方法が変わったことによるものですが、これは鉄だけではなく、亜鉛やビタミンB群など栄養素全般に同様です。

1日の鉄の摂取量は1mg強です。しかし、女性の場合、生理で1ヶ月に30mgの鉄が失われてしまいます。摂取した鉄は生理で全部なくなってしまう計算です。

女性は一日に2mgは摂取する必要があるのですが、通常の食事ではとうてい無理。それを実現するとすれば、健康な男性が食べている倍の量の肉を食べなければならないことになるのです。

ふつうの食事をしているかぎり、女性はほぼ全員が鉄欠乏になっているということです。せっせと肉を食べるようにして、少しでも鉄の摂取につとめるべきでしょう。

なお、鉄不足を補うためにホウレンソウやプルーンを食べる人がいますが、鉄は本来、身体に吸収されにくい栄養素です。ホウレンソウやプルーンなど植物に含まれているのは非ヘム鉄で吸収率が悪いのです。

一方、レバーなどの動物性のたんばく質に含まれているヘム鉄は吸収率が高いのです。身体に吸収されるのはヘム鉄の場合、食べた鉄の含有量の10~30 % 、非ヘム鉄では約1~5 %です。供給源にするなら、ヘム鉄をおすすめします。

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