一時期、「コーヒーに含まれているカフェインに発ガン性がある」という説が話題になりましたが、最近の研究でこれは否定されています。
また、「コーヒーが動脈硬化の誘因になる↑ という説もありますが、これは、1日に5杯以上のコーヒーを飲んでいる人の場合です。

この研究についての最終的な結論はまだ出ていませんが、いずれにしても1日に1~2杯のコーヒーなら問題ないといわれています。

ようするにコーヒーにはそれほど害はないというわけです。では、コーヒーは身体にいいのかというと、実はそうともいえません。
というのは、栄養の面から見るとコーヒーにはほとんど栄養価がないからです。害もなければ栄養もない。それがコーヒーです。しかし、コーヒーがまったく役に立たない飲み物かというとそんなことはありません。コーヒーに含まれているカフェインには、

  • 消化を助ける
  • 利尿作用
  • 肥満予防
  • 持久力やスタミナを高める
  • 疲労回復
  • 集中力や知的能力を高める
  • 疲労回復

といった働きがあることがわかっています。また、ストレスの解消にコーヒーが役立つのも事実です。コーヒーを栄養飲料ということはできませんが、コーヒーが身体の健康にも心の健康にも「いい影響」を及ぼすことはたしかです。

ただし、胃に何らかの障害があるときはコーヒーはあまりよくありません。逆にいえば、コーヒーを飲んで胃が痛くなったら胃に何らかの障害がある証拠です。

コーヒーが美味しく飲めなくなったら医師に相談したほうがいいでしょう。ちなみに、コーヒーで胃を壊した人としては19世紀フランスの作家バルザックが有名です。バルザックは大のコーヒー好きで朝から晩まで1日に20杯も30杯もコーヒーを飲んでいたといいます。いくら「コーヒーに害はない」といっても、これは飲みすぎ。これでは胃が壊れても仕方がありません。

できれば有機栽培のコーヒーを飲むほうがいいでしょう。