細かすぎる管理よりも大切なことがある

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こんな食べ方はNG

生活習慣に続いて私たちの生活と切っても切り離せないのが、食習慣です。免疫力を高めるために必要な食べ物や食べ方があるのでしょうか。結論から言えば、細かいことにこだわらずに、なんでも美味しく食べることが一番です。

食習慣
食習慣

ただ、免疫学の点から見ても有効な食生活というのはありますから、紹介していきます。

一般に、長寿な方々はみな食いしん坊で、えり好みせずなんでもよく食べています。

東京都が、100歳以上の元気なお年寄り数千人の食生活を調査したところ、「同年代の人よりも肉や乳製品をよく食べ、甘味好きも多い。総じてなんでもバランスよ「医者に頼らない体」をつくる食べ方く、ただし、腹八分目に食べている」ことがわかりました。

巷には、実に多くの食養生の情報があふれています。「カロリーを計算して食べると健康にもダイエットにもいい」「白米や白砂糖より玄米や黒砂糖がよい」「肉はやめて魚介類を食べるべき」「牛乳は日本人の体質に合わない」「体を冷やす生野菜はよくない」「野菜や食物繊維は1日にこれだけ摂ろう」などなど。

しかし、現に90歳、100歳まで元気な方々は、細かいことにとらわれずに、おおらかになんでも食べています。重要なのは、「バランスよく」と「美味しく」。健康情報や健康食品会社の宣伝に振り回されて、それこそ胃が痛む思いで栄養成分に気を遣った食生活をしたところで、健康になれるかどうかは怪しいものです。

いくら栄養的に優れているといっても、人によって体質や食べ合わせや食べるときの状況が違うのですから、効果が同じはずはありません。免疫力を高めるためには「これは体にいいから食べる」「体に悪いから食べない」と一般論を自分の食事にあてはめて選択するのではなく、自分の体が欲することに素直に耳を傾けて食べることです。

「なんでも食べる」ということは、「食はどうでもいい」ということではありません。食べることに関心が低く淡泊な人は、むしろ短命かもしれません。「あれも食べたい、これも食べたい」「大好物はこれ」といったように、食べることに責欲な人は、生きることにもエネルギーが旺盛。そもそも胃腸が丈夫でなければ、食欲も湧きませんし、たくさん食べられません。

あれは体に悪い、これも体に害になる、とビクビク食べるよりも、食べることを大いに楽しむことです。

栄養学者の問では、「昔ながらの食べ物はすべて体にいい」というのが定説です。

穀物、野菜、果物、肉、魚 どれも人間が何千年と食べ続けて、人類の繁栄を支えてきました。

たとえば野菜は、はじめから雑草と区別されていたわけではなく、いろいろな植物を食べていくうちに、毒性のあるものは除かれ、人間にとって有用なものが特に野菜として栽培され、食べられ続けてきたわけです。

今、私たちが口にしているものは、数百年、数千年という壮大な人体実験を経てきたものと言えるでしょう。この事実を忘れて、わずか数年の一時期のブームに振り回されるのは、バカバカしいことです。

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