ペットボトルのがぶ飲みはNG

涼飲料水など砂糖を多く含む飲料をがぶ飲みするのは危険です。急性の糖尿病を発症することがあるからです。ペットボトルの清涼飲料水が原因と考えられることから、「ペットボトル症候群」と名付けられています。
これは、10代、20代、30代の若者に多く見られます。
なぜ、急性の糖尿病が起こるのでしょうか。犯人は砂糖などの糖分です。炭酸飲料やスポーツドリンクなどの清涼飲料水には、100mlあたり10g程度とかなり多くの糖分が含まれています。糖分、特に砂糖を多く含むものを摂取すると、血糖値が急上昇します。
すると、糖を筋肉などの細胞へ取り込ませるインスリンが過剰に分泌されるので、今度は血糖値が急激に下がります。つまり、短時間に血糖値がダンピングするのです。また、血中の高濃度の糖を薄めるため、急速に体内の水分が血液から腸の中へ拡散されるので、血液量は減少します。
その結果、悪心、嘔吐、顔面蒼白、発汗などの症状が引き起こされます。ただし最近は、糖類ゼロをうたう清涼飲料水(スポーツドリンクや炭酸飲料) が登場し人気を集めたり、無糖や低糖の缶コーヒーも発売されています。糖分の摂りすぎを防ぐためには、こういった商品を利用するのもよいでしょう。

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