食事でもっと健康になる

砂糖は全部陰性食品というわけではない

黒砂糖は陽性、白砂糖が陰性が基本

東洋医学では、宇宙のものをすべて陰・陽に分けて考えます。「陰性食品」には体を冷やす作用があり、「陽性食品」には体を温める作用があります。

陰性食品」=青・白・緑などの涼しげな色(寒色) の食べ物

なす、うどん、白砂糖、自パン、白米、白身魚、大根、白ワイン、募っぱの野菜、きゅうり、ブロッコリー、緑茶など。

「陽性食品」=赤・濃いオレンジ・茶・黒などの温かそうな色(暖色)の食べ物

赤身の魚、魚介類(エビ、カニ、イカ、タコ)、赤ワイン、人参、かぼちゃ、しょうゆ、そば、黒砂糖、黒パン、玄米、紅茶、ゴボウ、ココア、味噌、海藻類、など

このように、白砂糖と黒砂糖、白ワインと赤ワイン、緑茶と紅茶、うどんとそばなど、同じょうなものでも、体に及ぼす作用はまるっきり正反対なのです。

体を温めて基礎代謝を上げるためには、常に「色の濃いもの」を選ぶようにすればよいのです。また、原産地によって「陰性食品」と「陽性食品」に分けることもできます。

例えば、エチオピア原産のコーヒーは「陰性食品」です。暑い所で採れるスパイスやフルーツ、暑いときに摂ると美味しい麦茶やビール、きゅうり、トマト、なすなどの夏野菜は陰性食品。

それに対して、寒い所で採れるさくらんぼ、りんご、ぶどうなどは、体を温める作用があり、陽性食品になるのです。

見た目で分けることもできます。牛乳、生クリーム、うどんなどのように白くて、ふわふわ・ぶよぶよしていてみずみずしいものは「陰性食品」。そば、黒パン、玄米、ゴボウなどのように硬く引き締まり、水っぽくないものは「陽性食品」です。

漢方の考え方に、「相似の理論」とい、孟のがあり、人は食べたものに似た体形になると言われています。陰性食品をよく食べていると、体を冷やして代謝を下げるため、白くてぶよぶよした体型になり、陽隻品をよく食べていると代謝が上がるため、痩せて引き締まった体型になっていきます。
剰摂取はカルシウム不足の原因になる「砂糖」 | 危険な食品

モバイルバージョンを終了